ARGVとは
例外処理の勉強をしているときに出てきたARGV。
なんとなくわかるけど、説明はできないと思ったのでまとめてみることにしました。
ARGV : 読み方(アーグブイ)
配列オブジェクト。
またRubyが用意する組み込み定数の一つです。
コマンドラインに入力したデータをスクリプトの引数として渡すことができます。
試しに使ってみます。
name = ARGV[0] age = ARGV[1] puts "私は#{name}、#{age}歳です。"
ターミナルで実行してみます。
ruby name.rb 花子 20 # ruby [ファイル名] [0番目の引数] [1番目の引数] と入力します。 結果 >> 私は花子、20歳です。
引数から取得したデータは文字列になっているので、
数値として扱いたい時は、to_iメソッドを使います。
number0 = ARGV[0].to_i number1 = ARGV[1].to_i puts "#{number0} + #{number1} = #{number0 + number1}"
結果は、、、
ruby number.rb 6 27 >> 6 + 27 = 33
ARGV.first とすると何個かある引数のうちの先頭の引数を指定することができます。
※ ARGV.firstとARGV[0]は同じ意味。
puts "僕は#{ARGV[2]}番目に着きました。" puts "私が#{ARGV.first}番目に着きました。"
ruby arrival.rb 1 2 3 >> 僕は3番目に着きました。 >> 私が1番目に着きました。
終わり。